「コーヒーは大好きで毎日飲んでいます。」という方でも、
プロと言われる人の前では、「コーヒーの事はよくわからないから。ただ飲んでるだけだから。」という方が多いです。
これはどういう事でしょう?
かねてから疑問に思っていた事です。
コーヒーのサイトを見ると、何やら専門用語や一般的には分かりにくい表現が羅列されています。
ある程度の知識や経験がある人には通じる言葉でも、ほとんどの人にはチンプンカンプンの説明が多すぎませんか?
逆にそういう表現をする事が、コーヒーを知っているという変な常識にとらわれている人が多いのではないでしょうか。
単純に
何これ!
と感じるものに出逢えた時こそ、コーヒーの美味しさを実感した時です。
そこに難しい言葉や表現は必要ないでしょう。
一般的に知識を得、頭で理解する事で安心や優越感を得るのもいいです。
ただ、提供する者においてそれだけで満足していいのですか?(自問自答)
それは「大好きだけど、よくわからない。」と言わせてしまっている、提供側の怠慢ではないですか?
本当に、何これ!と思うものを遠ざけさせているのです。
そういう私も香味の表現にいろいろとらわれる事があります。よくある表現で伝えてしまっています。
少なくともコーヒーに関わる人には、業界での大まかなガイドラインは知っていて欲しいですし、知るべきだと思いますが、それをそのままお客様や世間に押し付けるだけではナンセンスではないでしょうか。
頭で理解する前に
あなたの感覚を信じていいのです。
そしてスペシャルティコーヒーには
何これ! があります。
まだ、何これ!を経験した事がない方に是非、体験していただきたい。
まったく難しい事はありません。
素直な感覚は皆さんの中にちゃんとあるのですから。
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